EZ4 Lite Deluxe & Compact 外観レビュー

左から、EZ4 Lite Deluxe、EZ4 Lite Compact、交換用黒シェル、純正コネクタカバー(ネイビーブルー)
ケースは写真の通り、光沢がある。黒シェルも同様だ。

microSD挿入口はぎりぎりの厚みになっているため、EZ4Lのようにぐらついてしまってスロットの上にそれた状態で挿入される事故は少なくなるだろう。

microSDを挿入したところ。SDの種類によるだろうが、ごらんのSanDisk製ではやはり爪で引っ掛けて取るということは難しく、取り出し用のテープはつけておいた方がよさそうだ。

裏側から見たところ。こちらには光沢はない。シリアルが貼ってあるので、黒シェルに交換するときはこのシールをいったん外さないとねじが見えない。

コネクタ側から見たところ。黄色いのが電池、右側に見えるのがmicroSDスロット。

ネイビーブルーしか持ってないのでこれに挿したところ。ほんの気持ちはみ出ているがホワイトの本体ならほとんど気にならないかも。白シェルの下部を削り込むときれいに収まるのだろうか。

裏側から見たところ。ほぼぴったりと収まっているが、これは個体差がありそう。

これだけの段差は存在する。純正コネクタカバーとの違いはバリが取ってない分、エッジが若干気になる。ただし、ホワイト本体に挿す分にはほとんど違和感なく使えそう。同系色ならこの段差はほとんど気にならないだろう。

交換用黒シェルの外側。EZ4Lのときのようなおまけシェル用シールは添付されていない。

シェル内側。なかなか雑。出荷前に見せていたピンクやアイスブルーのシェルは結局でないままか。

添付のSDリーダライタ。EZ4Lに添付していたものとまったく同じと思われる。不良率は高いということであったが、わたしの手元にきたものはふたつともセーフだった。SD用だが、microSD用もそのうち用意して欲しいものである。

今回のリーダライタは裏側にシリアルのシールがある。不良率が高いため精度を上げたのだろうか。

外箱にもシリアルがある。今回の製品はマジコン、SDリーダライタ、外箱の3箇所にシリアル表記がある。ちなみに外箱はDeluxeとCompactで共用。表面一箇所にシールを貼って使い分けている。

EZ4 Lite Deluxe & Compact 内部レビュー

EZ4Lで使っていたmicroSDを挿して使ってみた。カーネルはDeluxe、CompactともV.1.70になっている。V.1.70以降が対応ファームなんだから当たり前か。とりあえず標準のままで使って、後で日本語化&スキン替えを行おう。

NDSモード

Deluxe、Compactとも挙動に違いはなく、クライアントで変換したndsファイルはそのまま動く。ただし、Compactではgba拡張子のファイルは表示されないようになっている。このため、flashme_stealth.ndsをflashme_stealth.gbaに変えて使っていたような場合には注意が必要だ。この場合はflashme_stealth.binに変えると表示されて動作も確認した。当たり前だが、普通のgbaファイルをbinに変えて起動させようとしても無理だった。

GBAモード

Deluxe、CompactともGBAモードでの起動が可能だ。GBAモードではCompactでもgbaファイルが選べるが、実行しようとすると「This card do not support GBA g」と表示されて起動しない。もちろん、SELECTキーを押してもNORFLASHへの書き込みモードにも入らない。マインスイーパは遊べるw
DeluxeはEZ4Lと挙動は変わらない。NORFLASHの容量が増えたぐらいか。

総評

GAMEBANKのメルマガ限定で購入したのでDeluxeが5,580円、Compactにいたっては2,580円という破格値で購入できた。NDSゲームしかやらないということであればCompactで十分であろうという感じだ。コストパフォーマンスはめちゃくちゃ高い。FlashMeが主流ではなくなってきた今、EZPASS3とセットでも3,980円だったわけだから、512MBのmicroSDぐらいであれば送料を考えても7,000円ぐらいでマジコン環境が整うのは時代のすう勢か。M3系とはまったく違ったコンセプトの商品と考えれば存在価値はある。